ドラゴンタイガー
ドラゴンタイガーとは?
トランプゲームの「ドラゴンタイガー」は、架空のプレイヤーである「ドラゴン側」「タイガー側」にそれぞれ1枚づつ配られるカードの数字の大小で勝敗が決まるシンプルなゲームです。
配当は2倍~51倍です。シンプル過ぎるのでギャンブル性も高いゲームです。その点にはくれぐれも注意してプレイしましょう。
ドラゴンタイガーが人気の理由
ドラゴンタイガーは、賭け方がカジノの王様「バカラ」と似たゲームですが(追加カードがない簡易版バカラ?)、バカラとの違いは
- 1枚勝負なのでシンプルだし、初心者でもわかりやすいです。
- 一発勝負なので、ゲーム展開が早いです。だから、参加したい!と思ったらすぐに参加できるし、いつでもゲームを降りて見学に回ることもできます。ブラックジャックのように他のプレイヤーの選択を待つことが苦手な人にオススメです。
- バカラはバンカー(親)とプレイヤー(子)が勝負します。一方、ドラゴンタイガーは、ドラゴンかタイガーかどちらかが勝つかを予想するので、誰かと勝負するといった構図ではありません。
- ドラゴンタイガーは、ディーラーと勝負せず、カードを引くか引かないかという駆け引きがありません。
- プレイヤー同士の駆け引きもありません。だから、みんなでドラゴンとタイガーのどちらが勝つかをワイワイ言ったり、作戦を練ったりしながら楽しむことができます。
- プレイするカジノによって配当などのルールが細かく違うようなので、別のカジノで試してみたくなるという「探求心」がくすぐられます。
ドラゴンタイガーのゲームの流れ
- 先にプレイヤーが、ドラゴンかタイガーのどちらが勝つか、もしくは引き分け(タイ)かを予想してベットします。
- ディーラーがベットを締め切る合図を出すと、そこでベットは締め切られます。
- ベットが締め切られると、ディーラーがジョーカーを抜いた52枚のカード8組(52枚×8組=416枚)のカードの山から、ドラゴンとタイガーに1枚づつカードを伏せた状態で置きます。バカラのように、2枚目、3枚目のカードが配られることはありません。
- ディーラーがドラゴン→タイガーの順番でカードをめくり、数字が大きい方が勝ちになります。
ドラゴンタイガーの基本的なルール
- ドラゴンとタイガーの両方同時にベット(オポジットベット)することはできません。ただし、ゲームの種類によっては、ドラゴンとタイガー両方に賭けられる場合もあるようです。
- ドラゴンかタイガーにベットするのに一定の時間制限があります。その時間内にベットします。見学するならベットしなければよいです。
ドラゴンタイガーのカードの数え方
「A(1)」が一番強いランクのポーカーやバカラと違って、ドラゴンタイガーでのカードの数え方は「カードのまま」です。つまり、
- J・Q・Kといったマーク(絵柄カード)もそのまま数字として数えられます(J=11、Q=12、K=13)。
- 「A(1)<2<3<4<5<6<7<8<9<10<J<Q<K」と、A(1)が一番弱く、K(13)が一番強いです。つまり、数字の大きさがカードの強さそのままというわけです。
ドラゴンタイガーのベットの種類
基本的なベットの仕方
- ドラゴンのみ
- タイガーのみ
- ドラゴン+タイ
- タイガー+タイ
- ドラゴン+タイ+スーテッドタイ
- タイガー+タイ+スーテッドタイ
※タイとは、引き分けのこと(2枚のカードの数字が同じ)
※スーテッドタイとは、2枚のカードの「数字」も「絵柄(スーツ)」も同じということ
サイドベットの仕方
ドラゴンとタイガーどちらが勝つかだけでなく、ゲームの種類によっては、出たカードの「数字の大きさ(大/小)」、「奇数/偶数」や「絵柄の色(赤/黒)」も当てるサイドベットができます。
大小
- 大:8~K
- 小:A~6
- 7が出た場合はベット額が全額没収
奇数/偶数
- 奇数:A、3、5、9、J、K
- 偶数:2、4、6、8、10、Q
- 7が出た場合はベット額が全額没収
赤/黒
- 赤:❤♦
- 黒:♠♣
ドラゴンタイガーの配当
- ドラゴンが勝つ方にベットして当てた場合の配当は「2倍(1:1)」
- タイガーが勝つ方にベットして当てた場合の配当は「2倍(1:1)」
- タイ(引き分け)にベットして当てた場合の配当は「9倍(8:1)~12倍(11:1)」
- スーテッドタイにベットして当てた場合の配当は「51倍(50:1)」
- サイドベットの「大小」「奇数/偶数」「赤/黒」にベットして当てた場合の配当は「2倍(1:1)」
なお、
- ドラゴンまたはタイガーにベットして、タイまたはスーテッドタイが出た場合、ベット額の半分が没収です(残り半分は返金)
- タイ(引き分け)の配当はオンラインカジノサイトにより違うので、あくまで参考です。
- オンラインカジノサイトによっては、出たカードの「数字の大きさ(大・小)」「奇数か偶数か」「絵柄の色(赤・黒)」も当てるサイドベットも可能です。その場合の配当は「2倍(1:1)」
ドラゴンタイガーの攻略法
カードカウンティングは機能しません!
ドラゴンタイガー自体に攻略法は存在しません。それは、416枚のカードの山から順不同に配られるカードの大小を予想するという、至ってシンプルな「運試しゲーム」だからです。
以前は「カードカウンティング」といって、テーブルに出たカードをメモしておき、まだ配られていないカードを把握して、次のカードを予測する方法を使うことが可能でした(残りのカードが減っていくにつれ、カードの出目に偏りが出てくるので予想しやすくなります)。
しかし、現在は
- シュー(カードを収納しておく箱状の道具)にカードが半分以上残った状態で交換
- シューを2つ用意して、交互に使用
するなどして、ほとんどのオンラインカジノにおいてカードカウンティングが有効に機能しないように対策が施されています。
マーチンゲール法/パーレー法
そのため、強いてドラゴンタイガーを攻略する方法を挙げるとすれば、ベットの仕方でコントロール(チップコントロール)するしかないでしょう。
攻略法の王道である「マーチンゲール法」「パーレー法」を攻略方法として組み込むことで、資金を減らさない「勝つ確率(負けない確率)」を上げることが期待できます。
- マーチンゲール法:負けるたびに賭け金を(勝つまで)倍賭けしていく攻略法で、連敗が長く続かなければプラス収支をキープしやすい。1回勝てば損失を取り戻したうえ大幅プラスの可能性があるけど、奇跡的に負け続けて残高に余裕がなくなると大敗のリスクもある。
- パーレー法:勝つたびに賭け金を(負けるまで)倍賭けしていく攻略法で、勝てば配当金も大幅に増えるし、負ければ元の賭け金の額に戻すので、負け勝負が続いても大敗のリスクが低く、残高も安定してキープしやすい。
おすすめのドラゴンタイガー
ドラゴンタイガー
One Touch社の「ドラゴンタイガー」は、シンプルな画面がわかりやすくサクサク遊べます。時間つぶしにちょうどいいと言えるでしょう。
賭け方にスーテッドタイは含まれませんが、「大・小」「赤・黒」のサイドベットが可能です。また、ベラジョンカジノでは無料プレイもできるので、実際にお金を賭ける前にゲームに慣れておきたいプレイヤーにおすすめです。
ライブ・ドラゴンタイガー
Evolution Gaming社の「ライブ・ドラゴンタイガー」は、海外にいる現地ディーラーと画面越しに対戦できて臨場感が味わえます。
賭け方は「ドラゴン」「タイガー」「タイ」「スーテッドタイ」の4つで、サイドベットはありません。ベラジョンカジノでのタイの配当は11:1(12倍)と、他のゲームより高めの設定となっています。